コーチング・バイブル―人がよりよく生きるための新しいコミュニケーション手法
両刃の刃か!?
コーチングのモデルを提示している点で、数多あるコーチング本と一線を画する。
COACTIVE COACHING: NEW SKILLS FOR COACHING PEOPLE TOWARD SUCCESS IN WORK AND LIFE が原題。コーチングを受けたい人は何か変化を求めている、その変化は様々であっても望む変化に達すること、すなわち成功することであることから、成功に向けたコーチング・スキルが語られる。従って成功に関する言葉がちりばめられたり、そのような事例が取り上げられている。それらをどう受けとめるかが評価のひとつの分かれ道になるのではなかろうか。
邦訳に当たってコーチングの原点、真髄という意味を込めてコーチング・バイブルと名付けられたようだ。
コーチの直感や好奇心を奨励するが、それらに振り回されない、自己認識を深めたコーチでなければコーチングを受けたいとは思わない。
コーチングのエッセンスを味わえる本
社会での実践的なコーチングを描く本が多い中、コーチングのエッセンスを拾った幅広く対応可能な内容といえます。私自身は巻末の資料を、セルフコーチングとして活用しています。
最もしっかりしているコーチング本
他の書籍とはレベルが違います。
コーチングの原理原則・機能・手法が体系的に書かれています。
コーチングを確実にものにしたい方は、まず本書を読むことをお薦めします。
そのうえで、他の書籍を読んで
その内容の適否・是非を考えながら吸収したり、
沢山の事例を吸収することが近道だと思います。
本書は他のコーチング本と比べれば難しい部類に入ると思いますが、
それだけ内容が濃いということです。
また、本書を理解せずに安易にコーチングを行うと逆効果になる恐れがあります。
コーチングが一過性のブームにならないためにも、
本書を読む人が増える事を切に願います。
あと、コーチングが「生ぬるい」と考える人も少なくありませんが、
それは、日本の努力・根性という精神論にとらわれているだけです。
コーチング理論を心理学的に裏付けるものとして以下の併読をお薦めします。
M・チクセントミハイ「フロー体験 喜びの現象学」
ローラ ウィットワース

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発売日: 2002-09
発売元: 東洋経済新報社
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